髪を染めた

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悶々とした思いを抱えながらも、フルパワーの太陽を浴びて駅まで歩く。地元は暑い。日差しを遮るものが何もない。肌を焼く感覚に苛まれはするが、これくらいの太陽光を浴びるくらいが鬱気味な私にはちょうどいいのかもしれない。セロトニン放出のチャンスと捉える。


今日は電車に乗って美容院に行った。担当の美容師さんは物腰柔らかく、穏やかな人だ。話しているときは色んなことを忘れられた。アシスタントの女の子も一生懸命に接客してくれた。私も美容の専門学校に行けば、好きな格好をして働けたのになぁ、美容師になれたのになぁなんて考えたりもしたが時すでに遅しである。三分で現実に戻る。現実に戻った頃には髪の毛が黄色く染まっていた。人生で初めて黄色のヘアマニキュアを使ったというのに、黄色の服を着てきてしまったため写真映えはしなかった。失敗。


美容院の後は心療内科に向かった。今の状況を事細かに伝えた。何もやる気が起きないこと、焦っていること、全然休まらないということ。先生は休職期間を伸ばしましょうと言った。最初から長い期間休ませるつもりだったらしい。これで私の首は切られることになるだろう。崖っぷちに立たないと動けない性分なので、これでよかったのかもしれないが不安は増大するばかりだ。これからどうなってしまうんだろう。


早く人間らしい生活を送りたい。遅れを取り戻したい。頑張れ。頑張るな、私。